リゾートバイトがきついと言われる10の理由と対策を徹底解説

「リゾートバイトをやってみたいけど、きつかったらどうしよう…」と思って踏みとどまっていませんか?

リゾートバイトは「楽しかった!」と言って終える人も多いですが、中にはきついと感じて途中で辞めてしまう人がいるのも事実です。

とはいえ、リゾートバイトがきついと言われる理由が事前にわかっていれば、対策もできて「こんなはずじゃなかった!」という展開を防ぐことができますよね。

今回はリゾートバイトがきついと言われる理由を10個挙げてみました。解決策やリゾートバイトの楽しいところも一緒に提示しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそもリゾートバイトとは?30秒でサクッと解説

リゾートバイトとは、その名の通りリゾートと呼ばれるような観光地で一定期間バイトをすること。よく略して「リゾバ」と呼ばれていますね。

リゾートと言っても、勤務地は海や山、スキー場など職種や地域は幅広くあります。地域も北海道から沖縄まで全国各地にあり、ホテルフロントスタッフなどの接客業から表には出ないキッチン調理補助など様々。

期間はGWや年末年始の数日間の超短期の場合もあれば、半年以上の長期の場合もあります。平均は2〜3ヶ月ですね。

一般的なバイトとの大きな違いは、勤務地の近くに用意された寮に住み込みで働くことですね。そのため全国各地から男女年齢問わずに人が集まります。

寮費が無料だったり、賄いも支給されたりするところも多いので、生活費がほとんどかかりません。好きな土地でお金を貯めやすいのもリゾートバイトの特徴です。

リゾートバイトのきついと言われる10の理由

それではなぜ、「リゾートバイトはきつい」と噂されるのか。その理由を10個挙げてみました。
解決策も同時に提案しているので、参考にしてみてくださいね。

【きついところ1】知らない土地で最初は慣れない

リゾートバイトでは、今まで行ったことのない土地に行く場合が多いと思います。

土地だけでなく、初めて会う人、初めて行う仕事、初めて住む寮…と最初は慣れないことばかり。

見知らぬ土地に行く楽しさもありますが、特に初めてリゾートバイトをする方は慣れない環境に疲れてしまうことも。

解決策

  • 行ったことのある地域や自宅から近い地域で働いてみる
  • 経験のある職種に就く
  • 友達や恋人と一緒に行く

【きついところ2】立ちっぱなしの仕事が多い

リゾートバイトは様々な職種があります。例えば

  • レストランのホール
  • レストランの調理補助
  • ホテルの客室清掃
  • ホテルフロント
  • 売店の販売員
  • 旅館の仲居

などなど。職種は様々ですが、全体的に立ちっぱなしの仕事が多いです。

1週間程度で慣れると聞きますが、普段あまり運動をしない方や立ち仕事に慣れていない方は、最初に辛い思いをするかもしれません。

解決策

  • 体力的に比較的な楽な職種であることを第一条件にして職を選ぶ

関連記事:【体験談あり】リゾートバイトで楽な仕事7選【特徴と注意点】

【きついところ3】短期間で仕事を覚えなくてはいけない

リゾートバイトは1ヶ月だけなど、短期間であることも多いと思います。

仕事の内容やレベルとしては一般的なアルバイトと変わらないところがほとんどですが、短期間でたくさんの仕事を覚えなくてはならないので、慣れるまでは大変かも。

解決策

  • 不安な場合は経験のある職種を選ぶ
  • メモを取るなど、仕事をすぐに覚えられるように工夫する

【きついところ4】繁忙期はとにかく忙しい

リゾートバイトは繁忙期に募集されることが多いので、必然的にめっちゃ忙しいです。職種によっては常に動きっぱなしのときも。

飲食店の場合は、特に夕食時などの時間はさらに忙しくなりがちですね。時には仕事が片付かず、残業する場合もあります。

解決策

  • 繁忙期前後の落ち着いた時期を狙う
  • 比較的暇な時間のある職種を選ぶ

【きついところ5】休みが少ない

最初は「せっかく遠くまで来たから」と観光地に行くこともありますが、休みが少ないので休んでいたら1日終わってしまったということも考えられます。

しかし事前に申請すれば希望日に休みが取れるところも。中には3日ほど連休を取って旅行に行く人もいるので、事前に休みを取れるかを確認しておきましょう。

解決策

  • 繁忙期からずれた時期に勤務する
  • 事前に休みが取れるかをきちんと聞いておく
  • 稼げると思って割り切る←

【きついところ6】勤務地の周りに何もない

リゾートバイトの勤務地の周りにお店や遊べる場所がないこともよくあります。山を降りないと何もなかったり、車がないとどこにでもいけないことはザラ。

特に長期でリゾートバイトをする場合は、途中で飽きてしまう可能性も。

「行ってみたら想像以上に周りに何もなかった!」となるとマジできついので、マップなどを使って事前にチェックしておきましょう。

解決策

  • 本やゲームなどの暇つぶしアイテムを持っていく
  • スキー場や海などアクティビティがある勤務地を選ぶ
  • 遊べる場所へのアクセスが良い勤務地を選ぶ
  • 買い物はネット通販を活用

【きついところ7】中抜けシフトが合わない場合もある

朝に出勤した後、数時間の休憩を挟んで再び夜に出勤する中抜けシフト。ホテルのレストランや旅館の仲居勤務の場合に多いです。

具体的な例としては

  • 7時〜11時 朝出勤
  • 11時〜16時 休憩(中抜け)
  • 17時〜22時 夜出勤

みたいな感じです。数時間の長い休憩がある中抜けシフトは一般的なバイトだとなかなかないので、リゾートバイトの特徴ですね。

朝早く夜遅い場合もあるので、特に初めは中抜けシフトに慣れずにきつい思いをする可能性が。しかし中抜けシフトによって昼寝してゆっくり休憩できる、観光や遊びに行くことなどのメリットもありますよ。

解決策

  • 中抜けシフトのない業種を選ぶ
  • 早起きに慣れておく

【きついところ8】寮や賄いに当たり外れがある

リゾートバイトではほとんどの場合が住み込みなので、寮で生活することになります。家賃や光熱費などが無料のところも多く、かかったとしても1万円など一般的な家賃に比べたら格安なのが嬉しいところ。

しかし、住む寮には当たり外れがあるのも事実。実際に聞いたことのある感想としては、日当たりが悪くて寒かった、虫が出たなど……。

期間中に寝泊まりする寮が汚かったり、設備が全然整ってなくてハズレだったら…秒で帰りたくなりますよね笑。とはいえ引越しのときのように事前に下見に行くことはなかなかできません。

また賄いが用意されているところも多いですが、食事も当たり外れがあるのが事実。

旅館やレストランでで出している料理と同じ物を食べられる嬉しい場合もあれば、レトルトの物やお弁当など勤務先によってバラバラです。賄いが不味くて自炊したという話も聞いたことあるので注意!

解決策

  • 実際の部屋の写真を送ってもらう
  • 細かく部屋の設備や状態を聞いておく
  • 部屋が悪かった場合、部屋を変えてもらえないか派遣会社に相談する(変えてもらった事例あり)
  • 賄いの内容や評判を聞いておく(レストランや旅館は美味しい場合が多め)
  • 自炊をする(調理器具の確認必須)

【きついところ9】相部屋の場合が多い

リゾートバイトで用意してもらえる寮にはいくつか種類がありますが、二人以上の相部屋であることが多いです。

寮が相部屋だと、なかなか一人になれる時間がありません。寂しがりやの人や、相部屋の人と仲良くなれた場合は問題ないかもしれませんが、ひとりの時間がほしいタイプの人だと相部屋はきついですよね。

初対面の人との相部屋に抵抗があるならば、仲のいい友達や恋人と一緒に応募して同じ部屋にしてもらうのもひとつの手。

解決策

  • 個室の寮を選ぶ
  • 仲のいい友達や恋人と相部屋にしてもらう

【きついところ10】気軽に友達に会えない

自分の好きな土地で働けるのが魅了のリゾートバイト。

しかし好きな土地で働くが故に、気軽に友達に会えなくなってしまうことも。頻繁に友達や恋人と会っていた方は寂しさを感じてしまうかもしれません。

解決策

  • 短期間の契約で始める
  • 自宅へのアクセスの良い地域にする
  • 連休を取りやすいところに勤務して定期的に帰る

実際にリゾートバイトに行った人たちのきつかった体験談6選

マーク

北海道のレストランホールでリゾートバイトを経験朝6時に出勤だったので5時代には起きなければならないのが大変でした。

かのちゃ

群馬の売店でリゾートバイトを経験。観光地なので、たくさんの方が訪れて買い物をしてくれます。レジのスピードも求められますし、混雑している中で品物の補充もしなければならないのは大変でしたね…。

Seren

長野でスキー場のリフトスタッフを経験。仕事は楽しかったのですが、雪かきを行なったときに腰を痛めてしまうこともありました。

あんり

5箇所の温泉地でリゾートバイトを経験。お客様のお布団を敷くのは意外と重労働!スピードも重視されるので大変でした。

あやか

三重県のホテルで調理補助を経験。常にキッチンに立って調理するので、立ちっぱなしです。慣れないうちは膝が痛かったり、脚がむくんだりしました。

きっちゃん

北海道でホテルフロントスタッフを経験。たまにお客様から「部屋の清掃ができてなかった」などのご指摘をいただくこともありました。その場合はフロントスタッフから清掃スタッフへ再清掃をお願いするのですが、ちょっと言いにくかったですね…

リゾートバイトはきつかったら途中で辞めてもOK!

リゾートバイトで働き始めたけど「どうしても辛くて辞めたい、でもあと数ヶ月契約期間が残っている……」なんてことも可能性としては考えられますよね。

リゾートバイトは基本的には期間満了まで働くことが大前提の契約です。しかしどうしても人間関係がうまくいかなかったり、体調を崩してしまうなどの事情がある場合は、無理をしてまで続ける必要はありません。

とはいえ、いきなりバックれてしまうのは絶対にNG。次の次の仕事が紹介してもらえなくなってしまう可能性もあります。派遣社員の担当の方に事情を話して辞めさせてもらうのがベストですね。きちんと事情を説明すれば、なるべく自分に合いそうな勤務先を紹介してもらえるでしょう。

それまでに働いた分の給料はきちんともらえるはずです。

辛い状況で働き続ける理由はありません。それよりも早く自分にあった次の職場を見つけた方が良いですよね。

同じ地域でも職場や職種が変われば、環境はガラッと変わるはず!

逆にリゾートバイトの楽しいポイント

リゾートバイトではきついところもありますが、楽しいポイントももちろんあります!

  1. いろんな人に出会える
  2. 経験がない仕事もできる
  3. 無理なく貯金ができる
  4. 暮らしたことのない土地で暮らせる
  5. 空いた時間に観光できる

リゾートバイトは全国各地から男女年齢問わずにさまざまな人が訪れるので、今まで出会うことのなかったような人と出会えます。

リゾートバイトが終わってからも連絡を取ったり遊んだりするほど仲良くなる場合もあれば、恋人ができた人も。

期間を満了すれば勤務地までの交通費も支給される場合が多いので、休みの日に観光地に行けば交通費を節約して旅行気分が味わえるかも。貯金しながら行きたかった土地に行けるのは嬉しいですよね。

リゾートバイトでの楽しいポイントはこちらの記事で実際の楽しい思い出体験談も含めて解説しています。

リゾートバイトは派遣会社や求人選びが重要!

リゾートバイトは正直、派遣会社や求人選びが何よりも重要になってきます。せっかく好きな土地に行って働けるのですから「楽しかった!またやりたい!」という気持ちで終えたいですよね。

一般的なアルバイトであればお客さんとして下見に行くこともできますが、事前の視察が難しいリゾートバイトでは情報取集が大事になってきます。

働き始めてから「こんなはずじゃなかった!」とならないために、しっかりとチェックしておきましょう。

派遣会社のチェックポイント

  • 求人数
  • 平均時給
  • 交通費支給かどうか
  • 担当者との連絡手段
  • 担当者の対応の様子
  • 福利厚生

派遣会社を見るときのチェックポイントはこのようにいくつかありますが、どこも登録は無料なので、複数利用している人が多いです。

派遣会社によって扱っている求人も異なるので、1社目で自分の希望条件に合った求人がなくても、他の会社ならある場合も十分あり得ます。実は同じ勤務先でも派遣会社によって時給が異なるので、複数の派遣会社を見比べることが大事です。

例えばグッドマンサービスはリピートすると時給が上がるリピーター時給があったり、ヒューマニックではリゾートバイト勤務時の写真を買い取ってくれる制度があったりと、各社で行なっているサービスも異なります。

複数の派遣会社に登録してみて、自分に合ったところを見つけるのがベスト!

求人のチェックポイント

  • 月にどれくらい稼げるのか
  • 週にどれくらい休めるのか
  • 休みは希望が出せるのか
  • 忙しさ・残業の有無
  • 残業代の有無
  • 服装(制服支給なのか持参なのか)
  • スタッフがどのくらいいるのか
  • 他のスタッフはどんな人なのか
  • リピート率・延長率
  • 現地での移動手段

休みは月に何日、ではなく週に何日と聞いておきましょう。例えば月に8日だとしても、週に2回休めるとは限らないからです。

服装も指定がある場合、持っていなければ用意しなければならないので事前に必ずチェックを。

リピート率や延長率が高ければ、働きやすい良い環境だということになるので重要なポイント!

寮のチェックポイント

  • 寮の建物の種類
  • 同居人の人数
  • 勤務地までの距離・移動手段
  • 綺麗か・清潔か
  • 家賃・光熱費
  • 通信環境(ネットが繋がりにくくないか、Wi-fiの有無)
  • 周りの環境(コンビニやバス停までの距離、遊べる場所があるかなど)
  • 部屋の設備(家具家電の有無、広さ、日当たりなど)
  • 虫が出ないか
  • 周辺の気候

勤務地も大事ですが、住む込みで働く場合に重要になる寮。

寮が良くないとしっかりと休みこともできず辛い思いをしてしまうので、事前にしっかりと確認しておきましょう。無駄な買い物を防ぐためにも、設備で何があるのかは大事なポイントですね。

リゾートバイトの寮についてはこちらの記事でも解説しているので、参考にしてみてください!

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